人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート・パート2

hatanohito.exblog.jp
ブログトップ

フランスの今日はÉPIPHANIE・エピファニー・公現祭、30 MILLIONS DE GALETTE DES ROIS、3000万個のガレット・デ・ロワ、王様のガレットが新年1月に消費される・・・

新しい年がやってきてもコロナ・ワクチン接種がスムーズに進まないフランス社会は、LE FIASCO DU VACCIN 、ル・フィアスコ・ドゥ・ヴァクサン、ワクチン接種の大失敗とか、UN SCANDALE D'ÉTAT 、アン・スキャンダル・ド'エタ、国家の悪評・恥すべきこと・・・だとか、ガンガンにマクロン・バッシングが始まっているフランスなう、上の役人・テクノクラート、高級官僚と現場がうまくいっていない、ワクチン接種をどこでするのか、誰がするのか、ワクチン接種の対象者はどの世代なのか、エトセトラ・などなど、要するに、バカンスの国のフランスは年末年始のバカンスで医療関係者が休暇をとっていた、公衆衛生上の非常事態にフランス人はきちんとバカンスだけはとる・・・開いた口が塞・ふさがらないというか、パンツのゴムが伸びきったように緊張感がないというか、面目・めんぼく丸つぶれの新年のフランス・・・養護施設・老人ホームの高齢者を対象にまず、ワクチン接種をするというスローガンが絵に描いた餅・もちのように何の役にも立たなかった、養護施設・老人ホームの高齢者は痴ほう症やボケ、アルツハイマー認知症の人々が多く、ひとりでは決められない、家族との同意がいると、その家族がノエル・クリスマスから年末年始のバカンスで不在だった・・・ピューターン・アホやんけー状態・・・ティヤン・ティヤン、さてさて、フランスなうの今日は、ÉPIPHANI・エピファニー・公現祭の日、カトリック教会のイエス・キリスト誕生のあとに東方から赤い星に導かれて東方の三博士がベベ・赤ん坊のイエス・キリストに祝福・贈り物を持ってきたとされている日、そこで民間の習慣というか伝統というかの庶民行事は、それをお祝いする意味で、Galette des Rois 、ガレット・デ・ロワ、王様のガレットを家庭で食べる習慣がある日、なんと、フランス全国で3000万個のガレットが焼かれ、フランス人の10人中9人がこのガレットを食べるというもの、スーパーマーケットの工場生産の安い価格のガレットやブランジェリー・パン屋で売ってる、まあまあ、まともなガレットや高級なお菓子専門店で売ってる超高い値段のガレットなどなど、ガレット合戦が1月の終わりころまで続く、ガレット・ビジネスとよばれている、ワタシもデジャ・すでに、二回もこのガレット・デ・ロワ、王様のガレットを食べた、新年の仕事始めの職場でもこのガレットが登場し皆で食べる、フランス大統領官邸のエリゼ宮・フランスのホワイトハウスでは超超超特大のガレットがお菓子職人の組合から大統領に届けられる、何を言わんとしているのかおわかりになりぬれろ・・・
フランスの今日はÉPIPHANIE・エピファニー・公現祭、30 MILLIONS DE GALETTE DES ROIS、3000万個のガレット・デ・ロワ、王様のガレットが新年1月に消費される・・・_a0342405_07145754.jpg
19世紀フレンチ・アートから、モネ作「食卓テーブルの上の二つのガレット・デ・ロワ、王様のガレット」1882年、カンヴァス・油彩、65X81cm、個人コレクション・・・19世紀の時代からガレット・デ・ロワ、王様のガレットは食べられていた、飲み物はノルマンディー地方のリンゴを発酵したシードル・リンゴ酒、アルコール度数は低く、2%から8%まで、飲みやすいので中学生・高校生からでも少し飲める、女子が好んで飲む・・・モネの観察する眼は庶民の日常生活のなにげないもの、生活のひとコマを描いた・・・
フランスの今日はÉPIPHANIE・エピファニー・公現祭、30 MILLIONS DE GALETTE DES ROIS、3000万個のガレット・デ・ロワ、王様のガレットが新年1月に消費される・・・_a0342405_05171234.jpg
エピファニー・公現祭の日のオマケ・・・ウチの近くのブランジェリー・パン屋で買った、ガレット・デ・ロワ、王様のガレットと紙の王冠、イギリスの陶磁器、ボーン・チャイナのミントン・シャリマーの大皿の上に置く、この大きさで四人分・・・ミントンの陶磁器はもう、製造・生産していないから、このお皿は大事にしないといけない・・・年末のパリの街でいつも買い物をする韓国食品店で流れていた歌から、Red Velvet 'Psycho' MV - YouTube 、韓国・Kポップ女子グループのレッド・ベルベットが歌う、サイコ・精神異常者みたいなふたりの男と女の関係、日本語の歌詞付き・・・チャオ・・・パリとパリ近郊・郊外のメテオ・お天気は朝からどんよりとした曇り空、朝気温は2℃、午後も曇り、気温は3℃、太陽がずーと顔を出さないのでパリとパリ近郊は完全に冷えきっている、朝からショファージ・電気暖房をつける、それでも室内温度は19℃・・・フランスなうのコロナウイルス感染者は268万0239人、昨日一日のコロナウイルス感染者は2万0489人、アッという間に上昇した、緊急病院への入院患者は2万4904人、その内の重症患者は2625人、亡くなった人々は6万6282人、昨日一日でプラス867人の死者、この数は異常に多い、フレンチ・メディアはフランス国内での第三回目のコンフィヌモン・封鎖措置・外出禁止令をにおわす、イギリスからの変異種のコロナ感染者がパリ・トゥール・コルシカ島・バイヨンヌの四カ所にあらわれる、とくにバイヨンヌの変異種コロナの感染者は年末にイギリスに渡りラグビーの試合をした地元チームから9人の感染が発見される、こんな時によりによってイギリスでラグビーの試合をすることもなかろうとバッシングされている、イギリスのロックダウン・都市封鎖に続き、ドイツも1月下旬までの全土ロックダウン・都市封鎖・外出禁止令が出る、外出は自宅から15km以内での食料の買い物や治療関係の外出のみ・・・なにか、メランコリー・憂鬱、ゆううつな気分になりそうなヨーロッパの新年、ドイツの絵描きのデューラーの銅版画にメランコリア・憂鬱、ゆううつという1514年制作の大きな版画がある、そんな感じ・・・フランスの今日のお昼ご飯はあまりにも寒いので野菜の具たくさんの豚汁を作る、ご飯は昨日のちらし寿司が残っている、ご飯を3合も炊いたから、一度では食べられない、もう高校生の食欲はない、豚汁を作りながらブルゴーニュ地方の白ワイン・シャルドネを飲む、つまみはトーストしたパン・ド・ミ、フランスの食パンにフロマージュ・ブル、青カビのブルーチーズをつけて食べる、デザートはヨーグルトにイチゴの砂糖煮・・・プリュスのプリュス、付け足しの付け足し、午後の散歩で郊外線駅向こう・反対側のブランジェリー・パン屋さんに行って朝食用のパン・コンプレ、小麦全粒粉パンとセザム・ゴマ入りのバゲットを二本、そして、パン屋特製のガレット・デ・ロワ、王様のガレット・四人分、直径20cm、厚さ4cmのパイ皮の中にアーモンドクリームが入ったのを買う、そして、テラミスを作ったマスカルポーネチーズと生クリームの残りで濃厚なクリームを作り、それをガレットにつけて食べる予定、食べることになると頭の発想応用がなぜかグンバツ・ばつぐんにさえる・・・アラアラ、オタク、エピファニー・公現祭の日にガレット・デ・ロワ、王様のガレットをいっちょ前に食べるなんてカトリック教徒なの ? ノン・ノン、アジアの異教徒でやんす・・・イスラーム系フランス人の子供たちはガレット・デ・ロワ、王様のガレットを食べるのだろうかと思う、宗教・信仰のルール・決まりごとは時に、人間を束縛し不自由にする、何を言わんとしているのかおわかりになりぬれろ・・・
by h-hatano-paris | 2021-01-06 06:02 | Trackback | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。