人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート・パート2

hatanohito.exblog.jp
ブログトップ

フランスからの、Édition Spéciale、エディション・スペシャル、特別版、JACQUES CHIRAC est Mort、ジャック・シラクが亡くなる、86歳・・・

今週初めから秋の季節が始まり、パリとパリ近郊・郊外のメテオ・お天気は冷たい風が吹いたり、雨が降ったり、灰色の世界が続いてどんよりした気分でいたら・・・昨日のお昼のトップニュースは、Édition Spéciale、エディション・スペシャル、特別版のフランス第五共和国の元大統領の JACQUES CHIRAC 1932-2019、ジャック・シラクが亡くなった、86歳・・・それから、フレンチTVは、シラクの特別番組ばかり・・・ノルマンディー地方の港町ルーアンでの化学工場が大火災でセベソのようになると、朝のニュースでは大騒ぎしていたのに、そのニュースは宇宙の彼方に吹っ飛んでしまい、シラク特集ばかり・・・2003年にアメリカ合衆国大統領のブッシュが始めた中東イラク戦争にシラクは反対し、フランス軍は参加しなかった・・・今、地球温暖化対策でフィバーしている気候変動・環境保護のさきがけは、2002年の南アフリカ・ヨハネスブルグでの首脳サミットでのシラクのスピーチ、Notre Maison Brûle、ノートル・メゾン・ブリュレ、 我々の家は燃えている、地球プラネットは燃えていると警告する・・・フランス人にとってのシラクは大衆・民衆の中に入り対話をする気さくな大統領、パリでの毎年恒例の農業祭では案内された全てのスタンド・出店でワイン・ビールを飲みハム・ソーセージを食べ、地方からやってきた農民たちと話しをする姿が印象的だった、シラクは果物のポンム・リンゴが好きでフランス人に食べるようにと勧めたりもした・・・夜の八時のニュースでは、現大統領のマクロンがエリゼ宮・大統領官邸から追悼のスピーチをしたり、そのあと、パリ6区のリュクサンブルグ公園に隣接するセナ・上院の近くにあるシラク夫婦の住まいにマクロン夫婦がお悔やみに訪れたり、夜八時からのニュースが九時過ぎてもなかなか終わらない・・・文化的にシラクが残したものに、エッフェル塔近くのセーヌ河ぞいにある、ケ・ブランリー民族美術館、ここには、アフリカ・アジア・北米・南米・オセアニアの人類の民族アートが結集している・・・シラクは日本の相撲が大好きだった、親日家だった、パリ六区のサンジェルマン・デ・プレ界隈にある老舗のお寿司屋で聴いた話しに、京都の芸者さんとの間に子供がいるとか、フェイクニュースなのかどうかは知らないけれども、パリに住んでいる日本人はみんな知っている話しなのだと、日本のゴシップ週刊誌のスプリング・センテンス、週刊文春的な話題かも ? ・・・今週末の29日、日曜日にアンバリッドの中庭でオマージュ・ナショナル、国家追悼セレモニーの国葬がある、翌日の30日の月曜日にパリ六区のサン・シュルピス教会でフランス・カトリック教会による葬儀がある、ノートルダム大聖堂が火事になって使えないので、その代わりにサン・シュルピス教会になる、ここにはドラクロワによる大きな宗教画がある・・・忘れていた、戦後の歴代のフランスの大統領の中でシラクは、ナチドイツに支配されたフランスの暗黒の歴史、ジュイフ・ユダヤ系フランス人への迫害、当時のフランス警察や民間フランス人の密告によるアウシュビッツ送りの協力したことにフランス共和国の大統領として初めてユダヤ系フランス人たちに謝罪した、これはイストリック・歴史的なことだった・・・
フランスからの、Édition Spéciale、エディション・スペシャル、特別版、JACQUES CHIRAC est Mort、ジャック・シラクが亡くなる、86歳・・・_a0342405_05383333.jpg
パリのお山とよばれているモンマルトルの丘の上に続く坂道、この坂道を上ると昔しながらのパリのムーラン・風車がある、多くの絵描きがこの風車を描いている、今は観光客用のレストランになっている・・・
フランスからの、Édition Spéciale、エディション・スペシャル、特別版、JACQUES CHIRAC est Mort、ジャック・シラクが亡くなる、86歳・・・_a0342405_06253070.jpg
16世紀のフランドル・アートから、ブリューゲル作「盲人のたとえ」1568年、カンヴァス・油彩、86X156cm、イタリア・ナポリのカポディモンテ美術館のコレクション・・・盲人が盲人を道先案内をすると二人共ども、全員が溝・みぞに落ちてしまう・・・誤った指導者・リーダーが群集の指揮をとると全員が破壊する、事情を知らない者が他の者に説明しょうとすると混乱する、この絵のコピーがパリのルーヴル美術館のフランドル絵画の部屋にある・・・九月の終わりに雨降りが続くパリから、Etta James - Cry Like a Rainy Day - YouTube 、R&B、リズム・アンド・ブルースの女王、エタ・ジェームスが歌う、クライ・ライク・ア・レイニー・デイ、雨の降る日のように泣いて・・・チャオ・・・今日のお昼は週末の金曜日だから、プレ・ロッティ、鶏の丸焼きをする、つけ合わせは茹でたインゲンと、Lentilles・ランティーユいうと豆の煮込みと、北イタリアの POLENTA・ポレンタ、トウモロコシの粉に水を加えて鍋で4~5分煮つめて固くし、それをプレートに平らにのばし、食べやすいように切って表面にバターをぬり、オープンで焼く、ウチのサマジスティ・女王陛下がご飯も炊いてくれと、それも五穀米入りの新潟産のこしひかりを長谷園の伊賀焼の土鍋でガスボンベのコンロで炊く、飲みものはフランスのスーパーマーケットで売っているキリンビールの缶ビール、そういう時代なのです、世界は刻々と変化している、そのうちにフランスのスーパーマーケットで日本式のお弁当が登場するかも ? ・・・ボン・ウィークエンド、よき週末であれと祈る・・・
by h-hatano-paris | 2019-09-27 05:28 | Trackback | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。