野に咲く、名もない一輪の花の中にも大宇宙があることを知る・・・一粒の砂に一つの世界を見、一輪の野の花に一つの天国を見る、手のひらに無限を乗せ一瞬に永劫を握る・・・

L’ÉTÉ AU PRINTEMPS、レ'エテ・オゥ・プランタン、春季節の夏のような陽気から急に気温が低下し、半パンやTシャツからコートやマフラーが必要になった春の初め、気温の変化が異常なパリとパリ郊外、寒いという言葉は適切ではなく冷たい日々に逆戻り・・・今週はパック・イースター、復活祭の前の一週間でいろいろとカトリックの教会ではお祈りがありまして、エジプトのキリスト教の一派のコプト教会で復活祭のお祈りの最中に自爆テロが二か所もあり、エジプトは三か月間の国家非常事態になる・・・世界がドミノ式・連鎖反応的に無差別殺害テロの風が吹き荒れている・・・パリのシテ島にあるノートルダム寺院の前にはポリスの車が配置され厳重警備体制になっている・・・今までに、こんなにも無差別テロの風が吹き荒れたことはなかった、何かがおかしい、おかしいということに鈍感になっている・・・西洋社会はカトリックやプロテスタント・キリスト教が基本になっている、そのイメージの中でメシア・救世主が必ずや登場する・現れるという考え方がDNA・西洋の人々の記憶細胞の奥底にある・・・めんどくさい話しになりそうなので、この辺でセ・フィニ、オシマイ・・・パック・イースター、復活祭とは、時代・時代の新しいメシア・救世主を願望することかもしれない、それは民衆・庶民ひとりひとりの声かもしれない、フランスの大統領選挙は新しいフランスのメシア・救世主を選ぶことなのかもしれない・・・ちょっと、変化球でむつかしいかな・・・ギリシア神話のナルシスト・自己愛で知られている、ナルシス・水仙が美しい・・・野生化したクロッカスのちっちゃな花も美しい・・・コクリコ・野性のケシの花も美しい・・・こんなプチ・ちっちゃな花も一生懸命に咲いている・・・タンポポの黄色い花も一生懸命に咲いている・・・ちっちゃな花々が語りかけてくるさまざまなメッセージ・・・それを人間はキャッチ・受け止めなければいけない、地球プラネットの自然が一生懸命に春の季節の復活をしているのにその中の生命体のひとつである人類・人間はバカなことばかりをやっている・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・イギリス19世紀の風景画家、ジョン・コンスタブル作「Branch Hill Pond, Evening、ブランチ・ヒル・ポンド、イヴニング、ブランチの丘の池の夕暮れ」1821-22年、紙の上に油彩、22,9X19cm、ロンドンのヴィクトリア＆アルバート美術館のコレクション・・・長い一日が終わり、西の空の地平線に夕陽が沈む姿は壮大なものだ、見ようと思えば誰にでも見ることができる、夕陽が沈むのを見ない人の方が多い・・・モロッコの海沿いの町・アシラーに滞在した時に夕暮れになると多くの人々が家族連れで海のそばに集まって来る、何をするのかと見ていたらアトランティック・大西洋の水平線に沈む夕陽を見に来たのだった、瞬間瞬間に変化する空の色、みんな黙って太陽が沈むのを見ている、太陽が完全に水平線の向こうに沈んだら空には満天の星が輝いていた、世界にはそういう人たちもいることを知る・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・マイ・プレフェレ、お気に入りミュージックから、Shura - 2Shy - YouTube ・・・チャオ・・・プリュス・付け足し、復活祭の春休みでなんとなくボーとしているフランス、今日もパリのメテオ・お天気は快晴、日中最高気温は17℃、今日は午後からパリに行く予定、10kgのお米を買いにパリまで、フランスのスーパーマーケットの外米はパサパサしておいしくないので、どうしてもイタリアやスペインで作られている和式のお米を買いに行く、昔しはカルフォルニア・ローズ米だったのだが、今は変化してきているらしい・・・今週の金曜日は九州の熊本大地震から一年後、パリ市内に住んでいる友人が熊本出身で一年前に日本に一時帰国した折・息子の日本の東京にある大学の入学式で一時帰国した時に熊本地震が起きた、地震の起きる前の日まで熊本の実家にいた、それから大変だったらしい、その心配のストレスで五キロぐらいやせたと言っていた・・・