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波多野均つれづれアート・パート2

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「玉たま 琢みがかざれば 器きを 成なせず、人ひと 学まなばざれば 道みちを 知しらず」礼記と、「無私無欲・むしむよく」と書いた紙きれ・・・

パリでの展覧会が終わって、ボーとして今までのデッサンを整理していたら、エスキース・下描きの中から、「玉たま 琢みがかざれば 器きを 成なせず、人ひと 学まなばざれば 道みちを 知しらず」礼記という走り書きの紙が出てきて、オ・ラ・ラーと驚く・・・ずいぶんと昔しに書いた紙きれに、剣道のお面一本を頭に打ち込まれたかのよう、これは何か意味があることだと、天の声・・・その横には「無私無欲、むしむよく」と書いてあり、なんじゃもんじゃの九月の始まりになる、海外に住む日本人は日本語を忘れないように紙きれに格言のようなものを書く、まるで日本の受験生のよう・・・さてさて、昨日ブログのシリアのイスラム国にジハード・聖戦の戦士として行った自分の息子にフランスに帰国するための飛行機代2000ユーロを送金をした母親は、裁判所の判決で18ヶ月のプリゾン・刑務所行きになる、テロリストに資金援助・資金調達をした罪で、これはフランスのレーグル・ルール、法律ですから、理由はどうであれ罪になる、本来であれば10年間のプリゾン・刑務所行きだった・・・
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朝起きると、天空に赤い線のデッサンを見る・・・ローマ字のHじゃんかと思ったら、下に横線が走っていた、パリ南郊外はオルリー国際&国内空港が近いので飛行機からのこんな線が空に描かれてある、以前、これを飛行機雲と書いたらコメントでお叱りをうけた、飛行機雲ではないのだと、しかし、われわれの世代は昭和時代のユーミン・荒井由実の「ひこうき雲」の歌を聴いたメムワール・記憶があるので、これは飛行機雲だと思っている・・・ひこうき雲 - 荒井由実 (松任谷由実) - YouTube 、この歌は幼くして亡くなった子供のことを歌ったものだ・・・
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パリのメトロ・地下鉄のホームのポスターから・・・九月はフランスとヨーロッパ全域でパトリモアンヌ・国家的遺産の建物などなどの施設が9月16・17日にオープンされる・・・フランス・パリのホワイトハウスのエリゼ宮・大統領官邸もオープンされる、辛口の批判では国民からの税金対策、皆さまの税金をこのように有効に使っておりますというイイワケ・・・これを見学するには朝から長蛇の列に並ばなければいけない・・・オマケ、あのパリの夜の観光ストリップショーで有名なクレジー・ホースもこの中に入りオープン見学ができるんだと、フランスのパトリモアンヌ・国家的遺産とはものすごく幅が広い、例えば、日本で新宿・歌舞伎町のぼったくりキャバクラやオカマ・バー見学の日のようなもの、例えがワルイと叱られるかも・・・
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われわれがBHV、ベー・アッシュ・ヴェのデパートで買ったのは、三階に画材専門の売り場があり、そこでレンブラントの油絵具を買ったのだった、最近はレンブラントの絵の具を売っている画材屋がなくて・・・これで55ユーロ・約7150円ぐらい、デパートのお客様優待カードと割引のレシートを持っていたから、実際の値段は70ユーロ・約9100円もする、このレンブラントの油絵具は非常に発色がいいから、色が鮮やかに見える・・・絵描きの買いものはこんなものでやんす・・・
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マルク・シャガール作「ブドウ酒の杯をあげる二人のポートレイト・肖像」1917年、カンヴァス・油彩、233X136cm、パリの国立近代美術館ジョルジュ・ポンピドゥ・センターのコレクション・・・後ろの風景はシャガールの故郷である白ロシア共和国のヴィテブスクの町に流れるドヴィナ川、花嫁姿のベラの肩にシャガールは乗って祝杯のワインで乾杯する、フランスの南仏のニースの町の坂の途中にシャガールの美術館がある、そこにはユダヤ人であったシャガールの宗教的なテーマばかりの絵が展示されている、「私の芸術は、おそらく常識からはずれた芸術であり、燃え上がる水星であり、画布の上にほとばしり出た私の青い魂なのだと私は考えていた」・・・詩人のアポリネールはシャガールの絵を観て、シュールナチュレル・超自然主義と言った・・・ワタシのプレフェレ・お気に入りミュージックから、Bob Dylan - Knockin' On Heaven's Door (Unplugged) - YouTube ・・・9月3日の未明に66歳で宇宙の彼方に行ってしまったドクター・松岡へのオマージュ・追悼・・・チャオ・・・今日は午後に歯科のランデブー・約束がある、一年前に歯の大改造をしたので、アプレ・その後を診察するというもの、フランスでも歯の治療代は高い、上下の入れ歯の治療に半年以上もかかった、クルマのパーツ・部分交換のようにアラよっとカンタンにできたらと思う、ウチのサ・マジスティ、女王陛下は昔し昔し、歯の治療に行って麻酔注射が効きすぎて診察台の上で目が覚めなくなって大変なことになった、緊急SOSのポンピエ・消防団の救急医療チームがやってきて大騒ぎになった、普通のフランス人であれば平気な麻酔の量が日本人には多かったらしい、海外に住んでいるといろいろとおもしろおかし事件がある・・・
by h-hatano-paris | 2017-09-07 06:35 | Trackback | Comments(0)
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