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波多野均つれづれアート・パート2

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Pour la Peuple 、プール・ラ・プープル、人々・人民・民衆・大衆のために、フランス第五共和国大統領選挙の各候補者の集会演説で大流行の言葉・・・

パリとパリ近郊は二週間の二月バカンス・冬休みが始まり、フレンチ・メディアではスキー・バカンスと言っていますが、スキーに行ける人々は限られている・・・そんなことよりも、今年のフランスは春にフランス第五共和国の大統領選挙がありまして、パレ・ド・エリゼ、エリゼ宮・フランスのホワイトハウスのこと、大統領官邸の新しいロカテール・借家人を決めなければならない、四年契約の借家人、フランスではこう表現する、エリゼ宮のプボワール・権力者はクルクルクルクルと借家人が代わりますから、つまり、大統領が代わるから・・・その大統領選挙の立候補者の大流行語なうが、Pour la Peuple 、プール・ラ・プープル、人々のために、人民のために、民衆のために、大衆のために・・・政治をしたいという選挙演説ばかり、ホントカイナ ? とフランス人は疑っている、さらに、ANTI-Système、アンチ・システム、反システムという言葉も使われる、つまり、古い政治的システム・体制体質を変化していかないとフランスの未来はないというもの、アメリカの新大統領トランプのようにアンチ・エリートとは言わないけれども、それに近いもの・・・世界が大きく変化しょうとしている、良くも悪くも・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・
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昨夜のフレンチTVニュースから・・・パリの総合病院の病室にお見舞いをするオランド大統領・・・これは、数日前に、パリの北郊外の町で四人のポリス・警官がアフリカ系フランス人の青年をよってたかって殴り・蹴りの暴行をくわえた事件、それも、ズボンを脱がし警棒で局部を暴行した、手術をするほどのキズだった、これはあまりにもやりすぎではないのかとパリの北郊外の町で連日連夜の暴動が起きる・・・フランスのポリスは政治的にほとんどがフロント・ナショナル、国民戦線、極右翼党の支持者ばかり、人種差別・宗教差別などなどを平気でやっちゃうフレンチ・ポリスたち、新大陸アメリカの黒人差別団体のKKKのようなもの、職務質問をするのにズボンを脱がせてZiZi・ジジ、幼児言葉でおチンチンのこと・・・を警棒で殴り・蹴る、人間としての辱しめの暴力・拷問のようなことをするのがフレンチ・ポリスの職務質問マニュアルなのかと・・・これがフランスの差別の現実・・・以前、日本から帰仏して大きな二個のボストンバッグを持って郊外線の駅前でウチのサ・マジスティ、女王陛下が運転する迎えのクルマを待っていたら、私服のポリスに身分証明書を調べられる、アジアからの不法移民・難民かと思ったらしい、ボストンバッグの中身は何かと聞いてくる、日本国籍のパスポートを取りだすと、何も調べずに逃げるように立ち去って行った、エクスキューズも言わない、ポリテス・人間としての最低の礼儀もない・・・
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フランスの水曜日は新作シネマの封切の日、今日からフランス全国の映画館で封切のシネマは、フィフティ・シェイズ・ダーカー、アメリカの中年マダムたちが読むポルノ的小説の映画化・・・映画は大衆文化ですから、良くも悪くも時代が求めているものが流行する、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・
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ウチのサ・マジスティ、女王陛下がアネモネの花を静物台にセッティングしているところ・・・これを二月にお描きになるんだってー・・・
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右のガラスの花瓶はドイツのデュッセルドルフの骨董市場で見つけたもの、左りのワイングラスはデンマーク製のグラス・・・それらにアネモネの花を活けて静物画をお描きになられるのだとさ・・・
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フレンチ・アートから・・・ボナール作「L'ATELIER AU MIMOSA」1939-1946年、カンヴァス・油彩、127,5X127,5cm、パリのポンピドー現代美術館のコレクション・・・南仏の地中海沿いの町々ではミモザの黄色い花が美しく咲いている季節、正方形の大きな画面のカンヴァスにボナールはミモザの花の黄色を画面いっぱいに描いた、青く見えるのがメディテラネ・地中海・・・フレンチFMラジオから、Jain - Makeba (Official Music Video) - YouTube 、フレンチ女子のジェインが歌うマケバのこの女の子はボザール・美術学校の出身でヘンテコな歌をうたっている・・・

by h-hatano-paris | 2017-02-08 06:54 | Trackback | Comments(0)
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