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波多野均つれづれアート・パート2

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あの日から17年の月日が流れ、11 September 2001、アメリカ同時多発テロ・無差別殺害テロ事件の日・・・

九月の二週目に入ったのに、BELLE JOURNÉE ESTIVALE、ベル・ジョルネ・エスティヴァル、夏びよりの美しい日・気持ちのいい晴れた日が続いているフランス全国・・・パリ南郊外のウチのアパートの部屋は南向きなので、ソレイユ・太陽がボンジュール・こんにちはーと入ってくる、室内温度は27℃近くもある、油絵具がよく乾く、それはいいのだけれどもパレットに出し残した油絵具も表面が固まってしまう、まぁ、こんなこと書いても普通の人はわかんなーいと思うけれども・・・パリ六区のシェルシェ・ミディ通りでの展覧会が終わって、やっと、新しい絵を描き始める、今年は五月の終わりから六月の初めに東京・銀座で展覧会があって、帰仏して今度はパリの展覧会があって、二つの展覧会の準備ばかりで絵を描く場所がさまざまな資料や下絵のデッサンや参考にし重ねた画集や額作りの工具が出しっぱなしにゴチャゴチャになっていた、それを整理して掃除してスペースも広げて、いらないものはバンバンに捨てて、それから、新しい絵を描き始める・・・さてさて、今日は忘れもしない、9月11日 2001年、アメリカ同時多発テロ事件から17年の月日が流れる、あの日の午後は暑い日で小型トラクターに乗って当時・管理をして住んでいた家の広大な庭の芝刈りをしていた、午後遅くにウチのサ・マジスティ、女王陛下が外から戻ってきて大変なことになっていると、彼女はフランス人の婦人とランデブー・会う約束があって、二人で出先のクリーニング屋に寄ったらテレビの画面にニューヨークのマンハッタン島のツインタワーに旅客機がクラッシュした映像が・・・とんでもないことになった、シネマ・映画のようなシーンに驚いた・・・それから、そのツインタワーにクラッシュする映像が何回も何回もニュースとして流れた・・・数日後、そのクラッシュの映像はフランスのTVから消えてしまった、子供たちが世界中のビルに飛行機がつっこんだとイメージしてパニック状態になる寸前だったから、その映像は自粛になった、放送禁止になった・・・
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毎朝、朝食にスムージーを作っている、入れるものはリンゴ・バナナ・ニンジン・キウイ・セロリ、それに牛乳を入れてスムージーする・・・これを飲むとお昼までお腹がすかない・・・その前にトーストした食パンにバターをぬってハチミツをつけたものを食べる、飲むのはハチミツ入りのマークス&スペンサーのブレックファースト用の紅茶・・・北アフリカのモロッコのマラケッシュの旧市街にあったリヤド・モロッコ様式の建物ホテル・民宿のようなものに泊まった時は、最上階のテラスで朝食をした、その時には搾りたてのオレンヂジュースと紅茶かコーヒー、モロッコ式のパンケーキやバゲットとハチミツとオリーヴ油がセットでサービスされた、パンケーキやバゲットにハチミツやオリーヴオイルをつけて食べることを初めて知る・・・イスラーム世界がアメリカを同時多発テロ・無差別殺害テロするイメージは、少しもなかった・・・
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フランス南西部ボルドー地方の典型的な、ちょっとしたお昼の食卓テーブル・・・テーブルにはボルドー地方の赤ワイン、ジロンド河の左岸にあるオー・メドックのシャトーワイン、赤ワインは最低・飲む三十分から一時間前にコルクを抜く、これをシャンブレ・室内温度と同じにすること、そうすると今まで眠っていたワインの香りがひらくという・・・写真のワインボトルの手前下にあるのは銀の入れ物に入った海塩・ゲランドの海塩が一般的、ワイングラスはクリスタルのもの、まぁ、一生ものですから揃えられる時に少しずつ揃えた方がいい、ナイフもフォークもスプーンも銀製・・・人を招いた時にフランス人はこういうセッティングで食事をする・・・プリュス・付け足し、このボルドーの赤ワインは、Château Sociando Mallet、シャトー・ソシアンド・マレの1985年もの、タンニンが強くコクがあるので肉料理・子羊のロッティ、焼肉とかマグレ・ド・カナール、合鴨の胸肉のソースかけとか、クセのある肉料理なんかにいい、さらにフランス人はフロマージュ・チーズの盛り合わせと一緒の時にこんなワインをサービスする 、シャトーものとは別にお城の意味ではなく、そのブドウ畑を所有しているワイン熟成のためのワイナリー・個人の施設で生産されたもの、そこでワインの特別なブレンドをする、このワイン価格はフランスでも高い、ワイン愛好家しか飲まない・・・
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パリのポンピドゥーセンター・国立近代美術館のコレクションから、モンドリアン作「ニューヨーク・シティ①」1942年、カンヴァス・油彩、119,3X114,2cm・・・モンドリアンはナチス・ドイツのオランダ・アムステルダム侵略から逃げて新大陸アメリカに渡ったオランダ人の絵描き、第二次世界大戦が終わる年の初めにニューヨークで亡くなる、戦争に勝利して故郷のオランダ・アムステルダムの町に凱旋したかった・・・そういう思いの、メッセージのアートもある・・・よく晴れた九月のフレンチFMラジオから、Jessie Ware - Sam (Acoustic) - YouTube 、エド・シーランが弾くアコースティックギターで、ジェシー・ウェアが歌うサム・息子の名前・・・チャオ・・・

by h-hatano-paris | 2018-09-11 05:33 | Trackback | Comments(0)
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